スキー・スノーボードをするときにヘルメットをしている人は、あまり多くありません。日本でのヘルメット装着率は、約20%で、欧米では約80%であるということを「スキー・スノーボードをするときにヘルメットをすることにしました。」で書きました。また、スキー・スノーボードにおける傷害発生部位や受傷時の頭部強打の頻度を確認した私は、ヘルメットの装着の重要性を認識し、実際に購入することにしました。ヘルメットを購入するにあたり、ヘルメットに求める機能については、「スキー・スノーボードのヘルメットの機能やサイズ選びをまとめました。」で書きましたが、今回はそれを踏まえて私は、SMITHのMazeを購入しました。今回は、SMITH Mazeを選ぶまでの流れを書きました。
SMITH Mazeを購入するまで...
サイトや店舗で確認
スキー・スノーボードのヘルメットを選ぶポイントは、通気性、保温性、軽量性、耐衝撃性、デザイン、サイズ。それぞれのポイントについて各メーカーから出されているヘルメットを各メーカーのサイトや実際の店頭で確認しました。実際に確認してみて、あくまで店頭での確認、かつ個人的な感想ですが通気性、保温性などは各メーカーともに大きな差はないのかと。ただし、しっかりとした有名なメーカーですが...。それからやはり価格によるところが大きいと思いました。価格が安いものは、明らかに薄っぺらくて耐衝撃性が低いように感じましたし、価格が高いと耐衝撃性も良好そうで通気性なんかもベンチレーションを調整できたりと高いだけあって機能が充実していました。結局のところ、同程度の価格であれば、各メーカーともに大きな機能差はないのではないのかという結論に達しました。
予算はを決める
では、自分はどこまで出せるのか...。自分は、10,000円前後。やはり30,000円代とかは高いですよ。アスリートではないですし、そこまでの高額で高機能のものは必要なし。10,000円前後で一応名の知れたメーカーのものが良いという結論に。
何を重視するか
予算を10,000円前後と決めたので、その予算を見合うもののなかで何を決め手にするかを考えた結果、自分はデザインを重視することに決めました。レースに出るわけではないので、レーシングっぽいものは却下。フリースタイル系で、かつシンプルなものが好み。それからAsian FitモデルやJapan Fitモデルがあるもの。
候補に挙がったものは
実は、候補のなかにSMITH Mazeはありませんでした。理由は、やや価格が高いからです。予算を15,000円〜20,000円にすれば、SMITH MazeやGIRO LEDGE MIPSなんかも候補になったと思います。というよりも各メーカーのメインの価格帯は、この辺りになっているようで、予算をここまで上げると大幅に選択肢が広がります。今回は、10,000円前後と決めましたので、この時点で候補に挙がったものは以下の2つです。
まずはanon. Raider Helmet。価格も予算以内ですし、デザインもシンプルでOK。次にbern WATTS ALL SEASON。こちらも予算内です。このふたつのは、どちらもAsian Fit、Japan Fitモデルです。
サイズ選び 衝撃の事実
候補を二つに絞ったので、今度はサイズを確認しました。anon. Raider Helmetは、S(55-57cm )、M(57-59cm)、 L(59-61cm) 、XL(61-63cm) 。bern WATTS ALL SEASONは、S(53.5-55.5cm)、M(55.5-57cm)、L(57-59cm)、XL(59-60.5cm)、XXL(60.5-62cm)。
そして、「スキー・スノーボードのヘルメットの機能やサイズ選びをまとめました。」で書いたように自分の頭のサイズを測りました。
測定して驚きましたが、63.5〜64cmもありました。頭が大きいことは、わかっていましたが、ここまで大きいとは...。こんなに大きいとビーニーを被る被らないとかいう以前にサイズがありません。anon.、bernともに他の製品でも対応するサイズがありません。実際に63cmに対応するサイズのものを店舗で試着しましたが、確かにきつい。コメカミあたりがきつい。
ここで振り出しに戻りました。
SMITHしかない!!
振り出しに戻ったので、予算を考慮しないで対応するサイズがあるかどうかを各メーカーのサイトで確認しました。しかし、どのメーカーも63cmまでです。唯一63cm以上に対応する製品をもつメーカーがSMITHでした。SMITHのAsian FitモデルのLは、63-67cm。もうSMITHしかありません。予算オーバーですが、仕方ない。
SMITHのなかでデザインや価格を考慮して、最終的にSMITH Mazeに決めました。しかし、実際の店舗で置いてあるところはなく、購入するならネット通販になります。本来なら試着して、サイズやフィット感を確認することが必要ですが、今回は仕方がありません。
まとめ
- 通気性や保温性は、各メーカーでさほど差がないのではないか。(あくまで個人的見解)
- 耐衝撃性は、名の知れたメーカーなら問題なし。どのメーカーも安全基準を満たしている。
- 安い製品(メーカー)は、明らかに耐衝撃性が低そう。
- 15,000円〜20,000円が選択肢の多い価格帯。いわゆるボリュームゾーン。
- どのメーカーも63cmまでのサイズ展開。
- それ以上の人は、SMITHのAsian Fitモデルの一択か。(hayukazuの調べた限りでは)
- SMITHのAsian Fitモデルがダメならどうすればいいのかわからない。
次回は、購入について、そして実際に使用した感想を書きたいと思います。