先日、「スキー・スノーボードをするときにヘルメットをすることにしました。」で書いたようにヘルメットを着用することに決めたのですが、早速、本日ヘルメットを購入しました。購入にあたり考慮したことなどを書きます。
ヘルメットに求める機能
ヘルメットを販売しているメーカーは、本当に数多くあります。各メーカーから販売されているヘルメットを比較検討するために必要な機能的な要素を以下に挙げました。
主なメーカー | ヘルメット・機能紹介 |
SMITH | HELMET TECHNOLOGY | SMITH JAPAN Home Page |
anon. | Men's Protection & Helmets | Burton Snowboards |
bern | BERN PRODUCT | YTS AMUSE |
GIRO | GIRO official site -HELMET TECHNOLOGY- |
Sandbox | Snow Helmets | Sandbox |
通気性
自転車のヘルメットで経験済みですが、被って運動をすると結構な暑さになり、ヘルメットの中は確実に蒸れます。そのため通気性の良さも必要です。ただ通気性が良いということは、風通しが良いと言うことで、後述する保温性が犠牲になることにもなります。そのあたりを各メーカーのヘルメットで比較すると良いと思います。「通気性が良くて、保温性があるもの」これサイコーです。メーカーによっては、ベンチレーションを調整できるものもあります。
保温性
ヘルメットは、防風性が高いため耐寒性も高いです。さらにイヤーパッドがついているものは、保温性も高くなります。またイヤーパッドがついているものは、遮音性も高いため、滑走中の集中力が高まるでしょう。ビーニーをかぶってヘルメットを装着する場合もあるので、イヤーパッドは、取り外しができるものが良いと思います。
軽量性
滑走している間、ずっと装着しているものであるので、ある程度軽いものが良いと思います。物理学的に考えても、体の頂点に重量のあるものがあったら、それだけでバランスを取ることが難しくなります。ただ軽量であることと、後述する耐衝撃性も表裏一体の関係です。軽いものほど、耐衝撃性が弱くなる可能性があります。「軽量で、耐衝撃性が高い」これサイコーです。
耐衝撃性
耐衝撃性を確認するには、各種安全規格を満たしているかどうかを確認すると良いと思います。アメリカの安全規格であるATSM、ヨーロッパの安全規格であるCE、この二つがメジャー安全規格です。この二つの規格を満たしていれば、相当に耐衝撃性のあるヘルメットと言えるでしょう。これらを満たし、軽量ならサイコーです。
デザイン
これは完全に好みです。ただし、自分のスタイルによりおおよその形が決まってくるのではないでしょう。もしあなたがアルペンを使用し、レースをするような人なら「レーシングモデル」になるでしょうし、もしあなたパークやフリーランをするような人なら「フリースタイル」になるでしょう。自分のスタイルにあったもので、自分の好みに合ったものが良いと思います。
サイズ
自分にあったサイズの選び方は後述しますが、装着した後にダイヤルを回して微調整することができるもの、インナーパッドの位置を変えたり取り外したりできるものが良いと思います。ヘルメットは、フィット感が大切ですので、きつすぎず緩すぎずがベストです。またサイズ選びで重要なポイントととして、ヘルメットの形状があります。メーカーによっては、アジア人や日本人の頭部の形に合わせたAsian Fit ModelやJapan Fit Modelのものを販売しています。欧米人の頭の形とアジア人の頭の形は、少し違うようで、同じヘルメットでもその違いに合わせた2タイプを用意しているメーカーもあります。フィット感を得るためには、Asian Fit ModelやJapan Fit Modelが良いと思います。
自分にあったサイズの選び方
まず自分の頭のサイズを測ります。
眉毛の上あたりにメジャーをあてて、頭のサイズを測ります。ビーニーを被った上でヘルメットを装着するならば、ビーニーを被った上でサイズを測っても良いかもしれません。
ヘルメットのサイズを確認する
どのメーカーもS、M、Lといった表記の他に各サイズがどの程度の頭の大きさに対応するかが表記されています。例えば、「S 52-55cm」、「M 56-59cm」、「L 60-62cm」といった具合に。ビーニーを被るかどうかも考慮しましょう。またAsian Fit ModelやJapan Fit Modelのものかどうかもしっかりと確認しましょう。メーカーによっては、Asian Fit ModelやJapan Fit Modelでは形状だけでなく、対応する頭の大きさも異なる場合があるので、注意が必要です。きつすぎず緩すぎずがベストです。
実際に装着してみる
もし店舗にて購入される場合には、実際に装着してフィット感などを確認すると良いと思います。サイズ表では問題ないが、実際に装着して見ると少しきつい場合もあります。特にAsian Fit ModelやJapan Fit Modelではない場合には、こめかみ辺りが当たってきつく感じることがよくあります。通販で購入される場合には、サイズ交換や試着ができる店舗を探すと良いと思います。メーカーの直販サイトでは、それらができる場合が多いです。
販売サイト
主なメーカー | 直販サイトなど |
SMITH | スミスジャパン オフィシャルオンラインSHOP |
anon. | Men's Protection & Helmets | Burton Snowboards |
bern | BERN PRODUCT | YTS AMUSE |
GIRO | GIRO official site -HELMET TECHNOLOGY- |
Sandbox | Snow Helmets | Sandbox |